アメリカ南部ルイジアナ州で家族9人が乗っていたボートが転覆し、偶然、現場近くにいた公務員の男性が1人で全員を救助しました。
地元メディアによりますと、7日午後、ルイジアナ州のメキシコ湾で全長およそ6メートルのボートが転覆し、当時、ビーチの違反者を取り締まっていた公務員の男性がその場で、市民にボートを借りて救助に向かいました。
まず、転覆したボートにしがみついていた8人を救出しましたが、乗っていたのは家族9人で「妹が見つからない」と助けを求められました。
男性は、少女がライフジャケットを身に着けていたと聞いて、「海上にいないのであれば、ボートの下にいるはずだ」と判断して海に飛び込み少女を発見しました。
少女は呼吸をしておらず、手遅れかと思われましたが、心臓マッサージなどを施し息を吹き返したということです。