ファストファッションブランド「H&M」の日本法人は28日、プラスチック廃棄物削減のため、公式オンラインストアでの購入品の発送時に使用する不要なプラスチック製包装・パッケージを廃止すると発表しました。10月1日から順次、オンラインで注文した商品は紙製パッケージの梱包に切り替えられるということです。
同社によると「世界的にオンラインでの買い物が増加し、それに伴ってプラスチック廃棄物が増加している」ということです。今回、オンラインでの購入品にリサイクル可能な紙製パッケージを導入することで、環境問題につながる、不必要な使い捨てプラスチックを段階的に削減していく目的があるということです。
同社は、2018年に店頭でのショッピングバッグを紙製に変更し有料化することで、20年度にはショッピングバッグの消費量を59%削減したということです。