WBC決勝日本アメリカ戦【速報中】内野ゴロの間に日本勝ち越し - Easy News

日本にっぽんとアメリカの対戦たいせんとなった野球やきゅうのWBC＝ワールド・ベースボール・クラシックの決勝けっしょうは、準決勝じゅんけっしょうと同おなじアメリカ・フロリダ州しゅうの「ローンデポ・パーク」で日本にっぽん時間じかん午前ごぜん8時じ20分ふんすぎから行おこなわれています。

先制せんせいされた日本にっぽんは2回かいに村上むらかみ選手せんしゅの今こん大会たいかい初はつのホームランで追おいつき、その後そのご満塁まんるいとしたあと、ヌートバー選手せんしゅの内野ないやゴロの間まに勝ち越かちこしました。試合しあいは両りょうチームとも2人にん目めのピッチャーが登板とうばんしています。

試合しあいのようすを速報そくほうでお伝おつたえします。

※日本にっぽんと現地げんちとの時差じさは13時間じかんです。日本にっぽん時間じかんで表記ひょうきします。

全ぜん30人にんが大リーガーだいり-が-【アメリカ代表だいひょうとは】

《米べいマイアミ試合しあい開始かいし8:25》　　　　　　　　

－－｜１いち２に３さん｜４よん５ご６ろく｜７なな８はち９きゅう｜計けいＨえいちＥい-　　　

米国べいこく｜０ぜろ１いち＊｜－－－｜－－－｜１いち４よん０ぜろ　　　

日本にっぽん｜０ぜろ２に－｜－－－｜－－－｜２に３さん０ぜろ

投手とうしゅ成績せいせき

（日ひ）今いま永ひさし昇のぼり太ふとし左ひだり/左ひだり 2回かい 4安打あんだ自責じせき点てん1

　　　戸郷とごう翔しょう征せい右みぎ/右みぎ 1試合しあい 3回かい2安打あんだ7三振さんしん防ぼう3.00

（米べい）ケリー　右みぎ/右みぎ 1回かい1/3 3安打あんだ自責じせき点てん2

　　　ループ　左ひだり/左ひだり 2試合しあい2回かい 3安打あんだ2三振さんしん防ぼう0.00

日本にっぽん各かく打席だせき成績せいせき

【打撃だげき成績せいせき】　　１いち回かい　２に回かい　３さん回かい　４よん回かい

1(中ちゅう)ヌートバー｜左飛さひ｜一いちゴ｜－－｜－－

2(右みぎ)近藤こんどう健介けんすけ　｜遊ゴ｜－－｜－－｜－－

3(投とう)大谷おおや翔しょう平たいら　｜四球しきゅう｜－－｜－－｜－－

4(左ひだり)吉田よしだ正ただし尚なお　｜見みＫけい｜－－｜－－｜－－

5(三さん)村上むらかみ宗そう隆たかし　｜－－｜HR1｜－－｜－－

6(一いち)岡本おかもと和かず真ま　｜－－｜右みぎ安やす｜－－｜－－

7(二に)山田やまだ哲人てつと　｜－－｜右みぎ飛ひ｜－－｜－－

8(遊)源田げんた壮たけし亮あきら　｜－－｜左ひだり安やす｜－－｜－－

9(捕と)中村なかむら悠ゆう平ひら　｜－－｜四球しきゅう｜－－｜－－

※空そらK＝空振からぶり三振さんしん　見みK＝見逃みのがし三振さんしん

アメリカ打順だじゅん好調こうちょうのターナーは9番ばんから6番ばんに

1(右みぎ)ベッツ　　　　　　右みぎ/右みぎ.296(27-8)0本ほん1点てん

2(中ちゅう)トラウト　　　　　右みぎ/右みぎ.318(22-7)1本ほん7点てん盗とう1

3(一いち)ゴールドシュミット右みぎ/右みぎ.333(21-7)1本ほん5点てん

4(三さん)アレナド　　　　　右みぎ/右みぎ.391(23-9)0本ほん5点てん

5(指ゆび)シュワーバー　　　右みぎ/左ひだり.182(11-2)1本ほん3点てん

6(遊)ターナー　　　　　右みぎ/右みぎ.368(19-7)4本ほん10点てん

7(捕と)リアルミュート　　右みぎ/右みぎ.625(8-5) 0本ほん2点てん

8(左ひだり)マリンズ　　　　　左ひだり/左ひだり.333(6-2) 1本ほん2点てん

9(二に)アンダーソン　　　右みぎ/右みぎ.313(16-5)0本ほん5点てん盗とう1

(投とう)ケリー　　右みぎ/右みぎ 1試合しあい3回かい 4安打あんだ1三振さんしん防ぼう6.00

先発せんぱつは昨さくシーズン、大リーグだいり-ぐのダイヤモンドバックスで13勝しょうをマークした右みぎ投なげのケリー投手とうしゅ。トラウト選手せんしゅは2番ばんに入はいり、準決勝じゅんけっしょうと準々じゅんじゅん決勝けっしょうでホームラン3本ほんと絶好調ぜっこうちょうのターナー選手せんしゅが打順だじゅんを上あげて6番ばんに入はいっています。

《試合しあい速報そくほう中ちゅう》

【2回かいウラ】日本にっぽん★1-1アメリカ村上むらかみが初球しょきゅう捉とらえ同点どうてんHR

準決勝じゅんけっしょうでツーベースヒットを打うってサヨナラ勝がちに貢献こうけんした、先頭せんとうの村上むらかみ選手せんしゅが、初球しょきゅうのストレートを捉とらえソロホームランで同点どうてんに追おいつきました。村上むらかみ選手せんしゅはこれが今こん大会たいかい初はつホームランです。

村上むらかみ選手せんしゅの今こん大会たいかい1号ごうのホームランは、飛ひ距離きょりが131.6メートルの大おおきな当あたりでライトスタンドの2階かい席せきに届とどきました。真ん中まんなかに入はいった148キロのストレートを完璧かんぺきに捉とらえました。

その後そのご、満塁まんるいと攻め立せめたて、アメリカは2人にん目めの左ひだりピッチャーのループ投手とうしゅ（エンジェルス）に交代こうたいしました。

（投とう）ループ　左ひだり/左ひだり 2試合しあい2回かい3安打あんだ2三振さんしん防ぼう0.00

WBC 村上むらかみ宗そう隆たかし “信頼しんらい”が生うんだ起死きし回生かいせいの一いち打だ【記者きしゃ解説かいせつ】

【2回かい表ひょう】日本にっぽん0-1★アメリカ好調こうちょうターナーがソロHR

今いま永ひさし投手とうしゅは、5番ばんシュワーバー選手せんしゅを変化へんか球だまでライトフライとしました。しかし、今こん大会たいかいここまでホームラン4本ほんと好調こうちょうの6番ばんターナー選手せんしゅに、レフトスタンドへのソロホームランを打うたれて、先制せんせいされました。続つづくリアルミュート選手せんしゅには速球そっきゅうを捉とらえられレフト前ぜんヒット。8番ばんマリンズ選手せんしゅはアウトコースの速球そっきゅうで見逃みのがし三振さんしんとしましたが、9番ばんアンダーソン選手せんしゅにはカーブを打うたれてセンター前ぜんヒットとされました。一塁いちるい二塁にるいのピンチで1番ばん・ベッツ選手せんしゅを迎むかえ、スライダーでレフトフライに打ち取うちとり、1失点しってんでしのぎました。ここまで球たま数すうは30球きゅうです。

ターナー選手せんしゅは今こん大会たいかいのホームラン数すうを5本ほんに伸のばし、2006年ねんの第だい1回かい大会たいかいでプロ野球やきゅうの巨人きょじんやロッテで活躍かつやくした韓国かんこくのイ・スンヨプさんが持もっていた大会たいかい記録きろくに並ならびました。

○豆まめ知識ちしき○「球たま数すう制限せいげん」決勝けっしょうは95球きゅう

準決勝じゅんけっしょうと決勝けっしょうではそれぞれ95球きゅうで、この制限せいげんは前回ぜんかい2017年ねん大会たいかいと同おなじです。また日本にっぽんのプロ野球やきゅうではなじみのある、1人にんのバッターに対にたいして1人にんのピッチャーを起用きようするいわゆる「ワンポイントリリーフ」は禁止きんしされています。これは大リーグだいり-ぐのルールに合あわせたもので、最低さいていでも打者だしゃ3人にんと対戦たいせんするかそのイニングが終おわるまで交代こうたいすることはできません

【1回かいウラ】日本にっぽんは大谷おおやがチーム初はつ出塁しゅつるいスタンドから応援おうえん歌かも

日本にっぽんはアメリカの先発せんぱつ、ケリー投手とうしゅに対にたいし、ヌートバー選手せんしゅがレフトフライ、近藤こんどう選手せんしゅはチェンジアップを打うってショートゴロでした。ツーアウトから3番ばんの大谷おおや選手せんしゅはフォアボールで出塁しゅつるいしましたが、4番ばんの吉田よしだ選手せんしゅはアウトコースのストレートで見逃みのがし三振さんしんでした。吉田よしだ選手せんしゅは今こん大会たいかい7試合しあい目めで初はつの三振さんしんです。先頭せんとうから日本にっぽんは左ひだりバッターが続つづく中なか、アメリカは右寄みぎよりの守備しゅびシフトを敷しいて守まもっています。

【1回かい表ひょう】今いま永ひさし 1安打あんだ打うたれるも9球きゅうでアウト3つ

今いま永ひさし投手とうしゅは、1番ばんベッツ選手せんしゅをライトフライに打ち取うちとりました。続つづく2番ばんトラウト選手せんしゅには変化球へんかきゅうをライト前まえに運はこばれツーベースヒットとされました。3番ばんゴールドシュミット選手せんしゅはチェンジアップで空振からぶり三振さんしん。4番ばんアレナド選手せんしゅはファーストゴロに打ち取うちとり、上々じょうじょうの立ち上たちあがりを見みせました。この回かいの球たま数すうは9球きゅうでした。決勝けっしょうの球たま数すう制限せいげんは95球きゅうです。

8:25 試合しあい開始かいし

先攻せんこうはアメリカ、後こう攻おさむが日本にっぽんです。先発せんぱつピッチャーの今こん永ひさし投手とうしゅは先頭せんとうバッターのベッツ選手せんしゅをライトフライに打ち取うちとりました。

8:02 日にち米べい両りょうチームが入場にゅうじょう先頭せんとうは大谷おおやとトラウト

日本にっぽんとアメリカの決勝けっしょうを前まえに両りょうチームの選手せんしゅたちがスタジアムに入はいり、観客かんきゃくから大おおきな声援せいえんが送おくられました。大リーグだいり-ぐ・エンジェルスでチームメートの大谷おおや翔しょう平ひら選手せんしゅとトラウト選手せんしゅが、それぞれの代表だいひょう選手せんしゅたちの先頭せんとうに立たち国旗こっきを持もって入場にゅうじょうしました。

大リーグだいり-ぐ機構きこうもSNSで“同僚どうりょう対決たいけつ”を紹介しょうかい

大リーグだいり-ぐ機構きこうは、試合しあい前まえに投稿とうこうしたツイッターで「大谷おおや対たいトラウト、絶対ぜったいに究極きゅうきょくで完璧かんぺきなエンディング」と投稿とうこうし、大リーグだいり-ぐのエンジェルスでチームメートのスター選手せんしゅ2人にんの対戦たいせんがWBC決勝けっしょうの舞台ぶたいで実現じつげんしたことをアピールしています。別べつの投稿とうこうでは大谷おおや選手せんしゅとトラウト選手せんしゅが向かい合むかいあった画像がぞうとともに「最近さいきんの記憶きおくの中なかで最もっとも期待きたいされている試合しあいの1つだ」と添そえて投稿とうこうし、試合しあいを盛り上もりあげています。

8:00前まえ現地げんちの気温きおんは24度ど

現地げんちの気象きしょう当局とうきょくによりますと日本にっぽん時間じかん午前ごぜん8時じ前まえ、現地げんち時間じかんの午後ごご7時じ前まえのマイアミの気温きおんは24度ど、湿度しつどは60％だということです。

日本にっぽん前日ぜんじつから野手やしゅは変更へんこうなし

1(中ちゅう)ヌートバー右みぎ/左ひだり.318(22-7) 0本ほん3点てん盗とう2

2(右みぎ)近藤こんどう健介けんすけ　右みぎ/左ひだり.391(23-9) 1本ほん5点てん

3(指ゆび)大谷おおや翔しょう平たいら　右みぎ/左ひだり.450(20-9) 1本ほん8点てん盗とう1

4(左ひだり)吉田よしだ正ただし尚なお　右みぎ/左ひだり.474(19-9) 2本ほん13点てん

5(三さん)村上むらかみ宗そう隆たかし　右みぎ/左ひだり.227(22-5) 0本ほん5点てん

6(一いち)岡本おかもと和かず真しん　右みぎ/右みぎ.286(14-4) 1本ほん6点てん

7(二に)山田やまだ哲人てつと　右みぎ/右みぎ.308(13-4) 0本ほん2点てん盗とう1

8(遊)源田げんた壮たけし亮あきら　右みぎ/左ひだり.222(9-2)　0本ほん2点てん盗とう2

9(捕と)中村なかむら悠ゆう平たいら　右みぎ/右みぎ.500(6-3)　0本ほん1点てん

(投とう)今いま永なが昇のぼり太ふとし左ひだり/左ひだり 2試合しあい4回かい 3安打あんだ5三振さんしん防ぼう2.25

「投なげる哲学てつがく者しゃ」今いま永ひさし昇のぼり太ふとし

決勝けっしょうで日本にっぽんの先発せんぱつを務つとめる今いま永ひさし投手とうしゅは福岡ふくおか県けん出身しゅっしんの29歳さい。まじめで研究けんきゅう熱心ねっしんな姿勢しせいから「投なげる哲学てつがく者しゃ」とも呼よばれています。

2016年ねんに駒沢大こまざわだいからDeNAにドラフト1位いで入団にゅうだんした左ひだりピッチャーです。150キロを超こえるストレートとキレのある変化球へんかきゅうを武器ぶきに2年ねん目めに11勝しょう、4年ねん目めに自己じこ最多さいたの13勝しょうを挙あげています。昨さくシーズンはセ・リーグせり-ぐ3位いタイの11勝しょう、防御ぼうぎょ率りつも3位いの2.26と安定あんていした成績せいせきを残のこしたほか、6月つきに日本ハムにほんはむとの試合しあいでノーヒットノーランを達成たっせい、8月つきには5勝しょう0敗はい、防御ぼうぎょ率りつ1.25のピッチングをみせ、月間げっかんMVPを受賞じゅしょうしました。

DeNAの三浦みうら大輔だいすけ監督かんとくは、今いま永ひさし投手とうしゅが決勝けっしょうで先発せんぱつすることについて「日本にっぽんのために頑張がんばって欲ほしいと思おもいます」とエールを送おくりました。

5:50ごろアメリカが練習れんしゅう

日本にっぽんが大谷おおや選手せんしゅのバッティング練習れんしゅうを最後さいごに試合しあい前まえの練習れんしゅうを終おえると大会たいかい2連覇れんぱを狙ねらうアメリカの選手せんしゅたちが練習れんしゅうを始はじめました。キャプテンのトラウト選手せんしゅは、バッティング練習れんしゅうで鋭するどいライナー性せいの打球だきゅうを広角こうかくに飛とばしていました。

5:40ごろ大谷おおや翔しょう平へいが打撃だげき練習れんしゅう特大とくだい弾だんで観客かんきゃく沸わかせる

大谷おおや翔しょう平ひら選手せんしゅがグラウンドに姿すがたを見みせ、バッティング練習れんしゅうを行おこないました。この日ひも外野がいやの2階かい席せき上段じょうだんや、センターのバックスクリーンの上うえに設置せっちされた巨大きょだいな電光でんこう掲示板けいじばんまで届とどく超ちょう特大とくだいの当あたりを次々つぎつぎに打うってスタンドの観客かんきゃくを沸わかせました。バッティングケージの裏うらでは、エンジェルスでチームメートのトラウト選手せんしゅをはじめとするアメリカの選手せんしゅたちも大谷おおや選手せんしゅの打球だきゅうを食い入くいいるように見みつめていました。大谷おおや選手せんしゅは外野がいやのフェンスでボールの壁かべ当あては行おこなわず、試合しあい前まえにピッチャーとしての調整ちょうせいはしませんでした。大谷おおや選手せんしゅは決勝けっしょうでの登板とうばんについて「中継なかつぎの準備じゅんびをしたい」と話はなし、状況じょうきょうによってはリリーフで登板とうばんする意欲いよくを示しめしています。

5:00ごろ試合しあい会場かいじょうの入場にゅうじょうゲートオープン

試合しあい会場かいじょうの「ローンデポ・パーク」で入場にゅうじょうゲートがオープンし、ファンが続々ぞくぞくと球場きゅうじょう内ないへと入はいってきました。グラウンド上じょうでは内野ないやの選手せんしゅたちがノックを受うけていて、栗山くりやま監督かんとくもグラウンドに出でてきて練習れんしゅうを見みつめています。

4:30ごろ決勝けっしょう試合しあい前まえの会見かいけん栗山くりやま監督かんとく「臆おくすることなく」

「大リーグだいり-ぐが本当ほんとうに大好だいすきで、だからこそ日本にっぽんの選手せんしゅたちとこっちでアメリカと試合しあいをして勝かちたいと思おもっている。そうそうたるメンバーだけれど勝かつチャンスはあるので臆おくすることなく正面しょうめんからぶつかってくれと選手せんしゅたちに話はなしをしたし僕ぼくもわくわくしている」と胸むねの内うちを話はなしました。そして、「点てんを取とられても一気いっきに得点とくてんを取とりに行いくのではなくまずは1点てんずつ返かえして試合しあいの流ながれをつかみたい」とゲームプランを話はなしました。

3:45ごろ選手せんしゅらが試合しあい会場かいじょうに到着とうちゃく

WBCの決勝けっしょう、アメリカ戦せんに向むけて日本にっぽんの選手せんしゅたちがフロリダ州しゅうマイアミにある試合しあい会場かいじょうの「ローンデポ・パーク」に到着とうちゃくしました。栗山くりやま英樹ひでき監督かんとくを先頭せんとうに、選手せんしゅたちは連戦れんせんの疲つかれも見みせず、引き締ひきしまった表情ひょうじょうで控え室ひかえしつのあるクラブハウスに入はいりました。アメリカの選手せんしゅたちは日本にっぽんより早はやく午後ごご2時じごろに球場きゅうじょうに入はいりました。