福島県にある東京電力の原子力発電所で2011年に大きな事故がありました。このあと、福島県などで作った食べ物の安全を心配して、アメリカは2021年まで輸入のルールを厳しくしていました。

福島県の内堀知事は、17日からアメリカに行って、福島県で作った米を紹介しています。ロサンゼルスのスーパーでは、福島県の米で作ったご飯を買い物に来た人に食べてもらいました。
福島県では、放射線を出す物質が入っている処理水を薄くして、春から夏ごろに海に流す計画があります。このため、食べ物の安全を心配する人が出てくるかもしれないと考える人がいます。
内堀知事は福島県の米は安全だと強く説明して、アメリカでもっとたくさん売りたいと考えています。