米動画配信大手ネットフリックスは19日、創業者のリード・ヘイスティングス共同最高経営責任者(CEO)が退任し、会長に就任すると発表しました。今後はテッド・サランドス氏とグレッグ・ピーターズ氏が共同CEOを務める体制になます。
ヘイスティングス氏は1997年にネットフリックスを創業。まずDVDの郵送ビジネスを手掛けた後、動画のストリーミング配信サービスに移行し、家庭での映画や番組の視聴方法に変革をもたらしました。
ネットフリックスは19日の決算発表で、2022年10~12月期の会員数の伸びが予想の450万人を大きく上回る760万人に達したと説明。有料会員数の合計が世界全体で2億3000万人を超えたと明らかにしました。
同期の売上高は78億ドル(約1兆円)と、前年から1.9%の伸びにとどまったものの、おおむね金融アナリストの予想通りでした。