5類移行尾身会長「コロナは変化し続けていて、慎重さが必要」 - Easy News

政府せいふの分科ぶんか会かいの尾身おみ茂しげる会長かいちょうは、27日にち夜よるに行おこなわれた記者きしゃ会見かいけんで、新型しんがたコロナの感染かんせん症しょう法ほう上じょうの位置いちづけを5月つきに「5類るい」に移行いこうする政府せいふの方針ほうしんについて分科ぶんか会かいでは全員ぜんいんが賛成さんせいしたとしたうえで「かなり多おおくの出席しゅっせき者しゃから、新型しんがたコロナウイルスは変化へんかし続つづけていて、慎重しんちょうさが必要ひつようだという意見いけんが出でた」と述のべました。

「医療いりょうひっ迫ひっぱくの場合ばあいは、対応たいおうを見直みなおすことは当然とうぜん必要ひつように」

その上うえで尾身おみ会長かいちょうは「病原びょうげん性せいが大おおきく強つよまる変異へんいが起おきたり、同おなじオミクロン株かぶであってもどんなに頑張がんばっても医療いりょうひっ迫ひっぱくが起おきてしまう事態じたいが起おきてしまったりした場合ばあいは、対応たいおうを見直みなおすことは当然とうぜん必要ひつようになると思おもう。危機きき管理かんりの対応たいおうとして最悪さいあくの場合ばあいに即応そくおうできる体制たいせいを取とっておくことが重要じゅうようだ」と指摘してきしました。

感染かんせん対策たいさく「これからは個人こじんや集団しゅうだんが主体しゅたい的てきに選択せんたくする」

そして、今後こんごの感染かんせん対策たいさくについて「いままでは国くにや自治体じちたいからの一律いちりつの要請ようせいに応こたえる形かたちだったが、これからは個人こじんや集団しゅうだんがリスクに応おうじて主体しゅたい的てきに選択せんたくすることになるということについても満場まんじょう一致いっちだった」と述のべたうえで、重症じゅうしょう化かしやすい人ひとや健康けんこうでも感染かんせんしたくない人ひと、それに高齢こうれい者しゃや小ちいさな子こどもへの教育きょういく上じょうの配慮はいりょが必要ひつようで、たとえば体調たいちょう不良ふりょうの人ひとが気楽きらくに会社かいしゃなどを休やすめる環境かんきょう作づくりなど、対策たいさくを個人こじんのみの責任せきにんにしないことが大事だいじだということについても全員ぜんいんが合意ごういしたと説明せつめいしました。

「判断はんだん材料ざいりょうとなる考え方かんがえかた、専門せんもん家かとして示しめしたい」

そのうえで今後こんごについて「配慮はいりょが必要ひつようで、すべて個人こじんの判断はんだんだけでよいということではなく、感染かんせんリスクや感染かんせん状況じょうきょう、その場ばにいる人ひとたちで感染かんせんが起おきたときの影響えいきょうなどを考慮こうりょしてもらいたい。たとえば、グループの中なかに重症じゅうしょう化かしやすい人ひとがいる場合ばあいといつも一緒いっしょにいる人ひとだけの場合ばあいではリスクが異ことなる。そうした判断はんだんの材料ざいりょうにしてもらえる考え方かんがえかたについて、専門せんもん家かとして具体ぐたい的てきな内容ないようをまとめて示しめしたい」と述のべ、感染かんせん対策たいさくの参考さんこうになる具体ぐたい的てきな場面ばめんでの対応たいおうについてまとめる考かんがえを示しめしました。

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「医療いりょうひっ迫ひっぱくの場合ばあいは、対応たいおうを見直みなおすことは当然とうぜん必要ひつように」

感染かんせん対策たいさく「これからは個人こじんや集団しゅうだんが主体しゅたい的てきに選択せんたくする」

「判断はんだん材料ざいりょうとなる考え方かんがえかた、専門せんもん家かとして示しめしたい」

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