総務省消防庁によると、着ている服に火がついて燃える事故で亡くなった人が、2017年からの5年で492人いました。
製品の安全を調べているNITEによると、80歳ぐらいの女性が台所のガスこんろの火で服が燃えて、亡くなったことがありました。男性が長い時間、電気ストーブで背中を温めていたら、服が燃えてやけどをしたこともありました。
このような事故で亡くなった人は、みんな70歳以上のお年寄りでした。火がついたことに気がつくのが遅れたり、火を消すのが遅れたりしたことが原因のようです。

冬は服をたくさん着ているため、熱くなったり火がついたりしたことがわかりにくくなります。NITEは、ガスこんろやストーブなどを使うときは、服と火の距離に気をつけて、近くなりすぎないように言っています。