メリンダ・フレンチ・ゲイツ氏が推定114億ドルの資産の大半を元夫ビル・ゲイツ氏と共同運営する慈善団体「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」に与えないことを決めたと、米紙ウォールストリート・ジャーナルが2日報じました。
同紙は事情に詳しい匿名の情報筋の話として伝えました。フレンチ・ゲイツ氏は他の慈善団体に寄付をする予定で、ゲイツ財団への資金提供も続ける可能性があるそうです。
ゲイツ財団はこの手紙の内容以上のコメントを避けました。フレンチ・ゲイツ氏が立ち上げた「ピボタル・ベンチャーズ」はコメントの要請に答えていません。
離婚後、ゲイツ氏とフレンチ・ゲイツ氏はゲイツ財団を共同運営する2年間の試験期間を設けると発表。その後たもとを分かる場合は、ゲイツ氏がトップに残ることになっています。