梅毒は細菌が原因の病気で、性的な関係があったときなどにうつります。体に赤い発疹などの症状が出ますが、薬で治ります。しかし、うつっても症状が出なかったり消えたりして、治療をしないと、脳や心臓の病気になることがあります。
国立感染症研究所によると、今年1月から8月7日までに梅毒がうつったことがわかった人は日本で7013人いました。去年の同じときの1.7倍に増えています。7月初めまでにわかった人の中で男性は67%、女性は33%でした。
このまま増え続けると、うつった人は1年で1万人以上になりそうです。今の調べ方になった1999年から今までで1万人以上になるのは初めてです。
医者は「心配な場合は、病院などに行ってください」と言っています。