大きい地震などがあったとき、避難所で新型コロナウイルスがうつることを心配して、車の中に避難することがあります。愛知県豊田市では車に泊まるときに気をつけることを勉強するために、初めて訓練をしました。避難所の仕事をする市の職員40人ぐらいが出ました。
車などの狭い場所で長い時間、体を動かさないと、「エコノミークラス症候群」になる心配があります。エコノミークラス症候群は、最初は足が赤くなったり痛くなったりします。ひどくなると、息ができなくなって亡くなる人もいます。
このため、足の運動をしたり水を飲んだりすることが大切です。車のいすを倒して、足の下に箱などを置いて足を伸ばして寝ることなども大切です。
職員は「訓練をして、気をつけることがわかってよかったです」と話していました。