ウクライナへの
軍事侵攻に
多くの
戦闘員を
投入しているロシアの
民間軍事会社「ワグネル」の
代表プリゴジン
氏は、ウクライナ
軍の
反転攻勢が
今月15
日までに
始まる
可能性があるという
見方を
示しました。
SNSで戦況を発信しているロシアの軍事ジャーナリストとのインタビューで主張したもので「天候がよくなり戦車などは移動しやすくなってくる。15日には間違いなく反転攻勢に出るだろう」としています。
インタビューの動画は先月29日までに投稿されたものですが、実際にいつ発言したのか、それに15日という日付に具体的な根拠があるのかは分かっていません。
また、プリゴジン氏は弾薬不足を重ねて訴え、東部の激戦地バフムトからの撤退まで示唆していて、ロシア国防省への不満を表した形です。
アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は29日「プリゴジン氏はウクライナ東部で守りに入るよう政権側を説得しようとしている。バフムト撤退の脅しは、後方のロシア側の陣地が反撃に対してぜい弱だという懸念を示しているとみられる」と分析しています。
ロシア側 反転攻勢への備え強化か
イギリス
国防省は1
日、
衛星写真の
分析から、ロシアが
一方的に
併合したクリミアの
北側などの
ほか、ウクライナと
国境を
接するロシア
領内の
西部ベルゴロド
州やクルスク
州にもロシア
軍がざんごうを
掘るなど
大規模な
防衛線を
築いていると
指摘しました。
そして「ウクライナが大きな突破を成し遂げる可能性があるというロシア指導部の深い懸念を浮き彫りにしている」と指摘し、ロシア側も反転攻勢への備えを強化しているとものとみられます。
ウクライナ報道官 燃料貯蔵施設への攻撃関与を示唆
ロシアが
一方的に
併合したウクライナ
南部クリミアの
軍港都市に
ある燃料の
貯蔵施設で
先月29
日に
起きた
大規模な
火災について、ウクライナ
軍の
南部方面司令部の
報道官は、30
日、
地元メディアに対して「
誰もが
待ち望んでいる
大規模な
攻撃に
向けた
準備だ」と
述べ、ウクライナの
反転攻勢に
向けた
準備の
一環だったという
認識を
示しました。
ウクライナは施設への攻撃を公式には認めていませんが、今回、関与を示唆した形です。
この火災について、ウクライナ軍の参謀本部は30日、ロシア海軍の黒海艦隊の燃料施設が破壊されたもので、貯蔵容量はおよそ4万トンにのぼるという見方を示しています。
ゼレンスキー大統領「重要な戦闘がまもなく始まる」
ウクライナのゼレンスキー
大統領は4
月30
日「
重要な
戦闘がまもなく
始まる」と
述べ、
領土の
奪還に
向けたウクライナによる
大規模な
反転攻勢が
近いことを
示唆しました。
ウクライナのゼレンスキー大統領は30日、「国境警備隊の日」にあわせて隊員らを前に演説し、東部の激戦地、バフムトなどでの防衛をたたえました。
その上で「
重要な
戦闘がまもなく
始まる。
私たちの
土地や
国民をロシアの
支配から
解放しなければならない。
陸と
海で
国境を
完全に
取り戻さなければならない」と
述べ、
領土の
奪還に
向けたウクライナによる
大規模な
反転攻勢が
近いことを
示唆しました。
反転攻勢をめぐってはレズニコフ
国防相が28
日に「
全体としてはわれわれは
準備ができている」と
明らかにした
ほか、ゼレンスキー
大統領は
北欧の
メディアとの
インタビューで「
大きく
遅らせることはない」と
述べ、
供与を
強く
求めているF16
戦闘機などがなくても
反転攻勢を
始めるという
考えを
示しています。
一方で、「ロシアはざんごうを掘り、防衛線を築いている。われわれにとって厳しい戦いになる」とも述べ、領土の奪還が容易ではないという認識も示しています。
【詳細】北朝鮮 “偵察衛星打ち上げ失敗 10月に3回目行う”
防衛省によりますと、24日午前4時前、北朝鮮から弾道ミサイル技術を用いたものが発射され、複数に分離したあと日本のEEZ=排他的経済水域の外側の3つの海域に落下しました。防衛省は、北朝鮮が衛星の打ち上げを試みたものの地球周回軌道への投入は確認されておらず、打ち上げに失敗したとみられるとしています。随時更新でお伝えしています。
Source: NHK
Aug 24, 2023 00:08
40年介護した妻を車いすごと突き落とす 夫に懲役3年の実刑判決
およそ40年介護を続けてきた79歳の妻を、去年、神奈川県大磯町の海に車いすごと突き落として殺害したとして、殺人の罪に問われた82歳の夫に対し、横浜地方裁判所小田原支部は「周囲のサポートを拒んでいて、典型的な介護疲れの事案と同視することはできない」などとして、懲役3年の実刑判決を言い渡しました。
Source: NHK
Jul 18, 2023 11:07
ウクライナ ベラルーシと国境接する北部の防衛 強化の方針
ロシアで武装反乱を起こした民間軍事会社ワグネルは、今後、活動の拠点を隣国のベラルーシに移す可能性が出ています。こうした中、ウクライナのゼレンスキー大統領はベラルーシと国境を接するウクライナ北部の防衛を強化する方針を決定し、警戒を強める姿勢を示しています。
Source: NHK
Jul 1, 2023 00:07
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