中国の電気自動車(EV)メーカー小鵬汽車(シャオペン)がこのほど、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイで開かれたIT展示会のGITEXで、空飛ぶクルマ「シャオペンX2」初の公開飛行実験を成功させました。
2人乗りのシャオペンX2は、ドアがカモメの翼のように開くガルウィングを採用します。1980年代のSF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場するデロリアンで有名になったデザインを再現しています。
シャオペンX2は8枚のプロペラを使って地面から垂直に上昇でき、滑走路は不要です。このため都市部での使用に適しています。完全電動式で、メーカーによれば秒速約2メートルで上昇し、最高で時速約130キロのスピードが出せるということです。
今回の飛行実験で飛行した時間は90秒のみです。