自民党が取りまとめる食料安全保障の強化策の原案が明らかになり、原材料価格の高騰対策で輸入に頼っている小麦や大豆を増産し、国産への切り替えを進めていくことなどが盛り込まれることが分かりました。
食料安全保障を巡っては、ロシアによるウクライナへの侵攻などの影響で原油や小麦などの価格が高騰しています。
自民党が月内に取りまとめる提言案では、食料を安定的に供給するための予算を確保することや政府に対策本部を立ち上げることなどを求めています。
肥料を安定的に確保するため調達先を増やすことや輸入に頼っている小麦や大豆、米粉の生産を増やし、国産の原料への切り替えを進めていくことなどが盛り込まれています。
自民党は今週中に提言を取りまとめて来週にも政府に申し入れる予定です。