アメリカの最高裁判所が中絶の権利を認めた過去の判決を覆したことを受けて、緊急避妊薬の販売に個数制限がかかるなど影響が広がっています。
アメリカの大手ドラッグチェーン「CVS」などが、緊急避妊薬を一人につき3個までしか買えないよう制限しているとCNNテレビなどが報じました。
最高裁の判断を受けて人工中絶手術が受けにくくなり、緊急避妊薬の需要が高まることが予想されています。
緊急避妊薬は、アメリカでは処方箋も必要なく薬局などで販売されています。
CVSは「在庫は十分にあるが、公平な供給を確保するため」と制限をした理由を説明しています。