北朝鮮の新外相が香港返還25年に合わせ中国へ祝電を送りました。
北朝鮮外務省のホームページによりますと、崔善姫新外相は香港がイギリスから中国へ返還されて25年の1日、中国の王毅外相へ祝電を送ったということです。
祝電で崔氏は「中国が『1国2制度』を見事に貫徹し、香港国家安全維持法の履行で香港が社会的な安定を実現したことをうれしく思う」と述べ、中国による香港統治を絶賛しました。
崔氏の活動が明らかになるのは、6月上旬の朝鮮労働党中央委員会総会で外相に任命されて以降初めてです。
人権問題も指摘される中国の香港統治を賞賛することで、中朝の結束ぶりを示す狙いがあるとみられます。