ハンガリーで
行われている
陸上の
世界選手権、
女子10000
メートル決勝が
行われ、
廣中璃
梨佳選手が31
分35
秒12の
タイムで7
位に
入り、
おととしの
東京オリンピックに
続き、
世界選手権でも
自身初めての
入賞を
果たしました。
ハンガリーのブダペストで行われている陸上の世界選手権は大会初日の19日、女子10000メートル決勝が行われ、日本からは東京オリンピックのこの種目で7位に入賞した廣中選手と五島莉乃選手が出場しました。
レースは序盤、アフリカ勢がけん制し合う展開でペースが上がらず廣中選手は先頭集団につけました。
このままレースは終盤まで進み、廣中選手はラスト1周まで11人の先頭集団に残り、スパート勝負となる中でも最後まで粘りのある走りを見せて31分35秒12のタイムで7位に入り、世界選手権で自身初めての入賞を果たしました。
ゴール直前でトップを走っていた東京オリンピック金メダリストでオランダのシファン・ハッサン選手が転倒してエチオピア勢が表彰台を独占し、金メダルはグダフ・ツェガイ選手で31分27秒18のタイムでした。
五島選手は33分20秒38で20位でした。
一方、同じ日に行われた男子100メートル予選には去年のこの大会で決勝進出を果たしたサニブラウンアブデル・ハキーム選手が6組に出場し、持ち味の伸びのある走りで10秒07のタイムでこの組の1着となり、準決勝進出を決めました。
このほか、20歳の柳田大輝選手が10秒20で予選7組の3着に入り準決勝進出を決めた一方、ことしの日本選手権を制した坂井隆一郎選手は10秒22で4組の5着で予選敗退となりました。