韓国のユン・ソンニョル(
尹錫悦)
大統領は19
日から
広島を
訪問します。G7
広島サミットで7
か国と
関係国による
会合に
出席する
ほか、
岸田総理大臣とともに
韓国人原爆犠牲者慰霊碑を
訪れ、
両国関係を
未来志向で
進めて
いく姿勢を
内外に
示したい
考えです。
韓国のユン・ソンニョル大統領はキム・ゴニ(金建希)夫人とともに19日から3日間の日程で広島を訪れます。
G7の7か国と関係国の首脳などが世界的な課題について討議する「アウトリーチ会合」に出席するほか、21日には岸田総理大臣と会談する予定で、アメリカのバイデン大統領を交えての日米韓の首脳会談についても調整を進めています。
会談では北朝鮮の核・ミサイル開発への対応や、半導体など重要な製品のサプライチェーン=供給網の強化などについて議論することにしています。
また、岸田総理大臣とともに韓国の大統領としては初めて韓国人原爆犠牲者慰霊碑を訪れる予定です。
ユン大統領はことし3月の訪日以降、異例の頻度で岸田総理大臣との会談を重ねていて、韓国国内でユン政権の対日外交に批判的な声がある中、今回、両首脳がそろって慰霊碑を訪れることで、両国関係を未来志向で進めていく姿勢を内外に示したい考えです。