27
日夜、
福岡県糸島市の
診療所に、
この診療所に
勤める50
歳の
自称 医師が
ナイフを
持って
立てこもり、
およそ3
時間半後に
突入した
警察によって
公務執行妨害の
疑いで
逮捕されました。
逮捕されたのは、糸島市高田の自称、医師の前田隆一郎容疑者(50)です。
警察によりますと、27日夜9時半ごろ、糸島市波多江駅北にある診療所で警察官にナイフを突きつけて職務の執行を妨害したとして公務執行妨害の疑いが持たれています。
この事件の前、同じ建物にある学習塾を訪れた保護者にもナイフを突きつけたとみられ、通報を受けた警察が駆けつけた時には診療所に立てこもっていたということです。
警察官の呼びかけに応じず、およそ3時間半が経過した28日午前1時ごろ警察が診療所内に一斉に突入し、前田容疑者を公務執行妨害の疑いでその場で逮捕しました。
警察によりますと調べに対し「刃物をつきつけたのは私がやったことかもしれません。疲れて覚えていない」などと供述しているということです。
現場は、JR筑肥線の波多江駅から北におよそ160メートルの住宅や飲食店が建ち並ぶ地域で、多くの警察官や車両が出動し周辺は騒然としました。