また、宮古島と石垣島の島内を走る路線バスも台風の接近に伴って一部の路線が運行をとりやめていますが、Jアラートが出たことによる影響はないということです。
第11管区海上保安本部は午前6時39分に対策本部を設置し、被害情報の収集や出動の待機を続けているということです。
会議ではこれまでに県や警察に被害情報が寄せられていないことや、引き続き情報収集を続けることが確認されました。
このほかの便は平常通り運航されています。 また、31日は台風2号の接近に伴い、全日空は新石垣や宮古から那覇や羽田などを結ぶ便のあわせて24便の欠航が決まっています。
また浦添市の70代の女性は「ラジオでミサイルの発射を聞いた時は驚いた。過去の歴史もあるし最近ではロシアによるウクライナへの侵攻もあったので大変不安だ」と話していました。
小学校の教頭は「早朝から騒動となり、子どもたちの登校を前に、安全の確保などが危惧されましたが、登校時間の前に解除されてひと安心しました。台風2号の接近もあって心配はありますが、引き続き子どもたちの安全管理に努めたいです」と話していました。
役場近くの会社で働く50代の男性は「Jアラートが発出された時は緊張しましたが、いつものことだなと思った。与那国島には飛来しないと聞いて安心しました」と話していました。 与那国町の給食センターに勤務する63歳の男性は、「Jアラートが出された時は高台の牛小屋にいたのでほとんど聞こえず、かすかにサイレンの音が聞こえました。撃つよ撃つよと言われていて心の中では覚悟していましたがJアラートの音を聞くとさらに恐怖が上乗せされた感じがしました。まわりに人はいませんでしたが牛たちが一斉に反応して起き上がりました。その後、飛来しないと聞いて安心しました」と話していました。 小学5年の男子児童は、「お風呂の中に入ってずっと身を隠してカーテンも閉めて窓がないところに隠れた。1年くらい前に学校でそうするように習っていてJアラートを聞いて本当に起きたんだと思ったし、怖いなと思ってそわそわした。親にすぐに避難してと言われて家族みんなで隠れた」と話していました。
石垣市ではこれまでに被害の情報は入っておらず、北朝鮮のミサイルの落下や上空を通過する可能性がなくなったという政府の発表を受けて、対策本部を解散することを確認しました。 石垣市の中山市長は「こうした事態にわれわれ地方自治体が対応しなければならず日常生活にも影響がある。政府にはしっかり対応してもらわないといけないが、今回はPAC3の配備などの対応をしてもらった。今後も政府と連携を緊密にとって対応していきたい。ただ、PAC3が展開予定の場所に展開されていない間に発射されたので、今後、同様の事例があった時にどう対応するか確認したい」と話していました。
午前7時ごろには職員が相次いで登庁し、現在、危機管理対策本部会議に向けた調整が進められています。
その後、午前6時40分ごろには防災無線から「北朝鮮からミサイルが発射されました。建物の中に避難してください。窓から離れてください。今後の情報に注意してください」という音声が流れていました。 そして、午前6時56分ごろに那覇市の県庁南口の交差点を撮影した映像では、いつもどおり車が行き交い、避難するような人の姿は見られませんでした。
ホテルの従業員が周囲を気にする様子が見られました。 近くに住む20代の男性は「状況がよくわからないのでとまどっています」と話していました。
また、石垣市役所には中山市長や防災担当者らが集まりテレビで情報を確認したり外部からの問い合わせに対応したりしていました。 70代の農家の男性は「特に関心がなかったがこんなに早いとは思わなかった。とりあえず室内でテレビで状況を見守っていました」と話していました。
船舶の被害情報 確認されず(8:25現在)
8:15 沖縄県の危機管理対策本部会議 情報収集継続を確認
空の便 那覇空港出発の計7便に遅れ(8:20現在)
8:00 ゆいレール利用者「こういうことがあると本当に困る」
8:00 沖縄県 玉城知事「国連安保理の決議違反」
那覇 市民「こういうことが起きてショック」
沖縄県警 被害情報確認なし(7:40現在)
7:30 石垣市の小学校 児童たちがいつもどおり登校
7:30 与那国町の住民「飛来しないと聞いて安心」
7:30 石垣市役所で対策本部会議
沖縄県 被害の情報なし(6:50現在)
6:45 沖縄県庁 職員が連絡に追われる
6:30 NHK沖縄で職員が対応
6:30 那覇 Jアラートが出された直後の様子
与那国島 防災無線でJアラート音声流れる
石垣島 市役所に市長らが集まり情報確認
一時、避難の対象になった沖縄県の動きについて随時更新でお伝えします。
沖縄本島の路線バス 通常通り運行(8:30現在)