トヨタ自動車がEV=電気自動車の生産強化に向け、アメリカでの車載電池工場の整備におよそ3000億円を追加投資すると発表しました。
北米トヨタは31日、ノースカロライナ州で建設を進めている車載電池の工場整備のため、21億ドル=3000億円ほどを追加で投じると発表しました。
当初の投資規模は38億ドルで、予算総額をおよそ1.5倍に引き上げた形です。
アメリカでのトヨタ人気は根強く、おととしの新車販売台数で海外勢として初の首位を獲得しましたが、カリフォルニア州では2035年までにガソリン新車の販売が禁止されるなど、市場の急速なEV化に対応するため、追加投資で攻勢を掛けます。
アメリカでのEV生産は2025年からスタートさせ、新工場で製造されたリチウムイオン電池を搭載する予定です。