中東のパレスチナ自治区のガザ地区でイスラエル軍が軍事作戦を実施しました。パレスチナ側は空爆で5歳の子どもを含む10人が死亡したと発表しています。
イスラエル軍の報道官は5日、ガザ地区で過激派武装組織「イスラム聖戦」を対象にした軍事作戦を行ったと発表しました。
「『イスラム聖戦』幹部ら15人のテロリストを殺害した」と推定しています。
一方、パレスチナ側は空爆によって5歳の子どもを含む10人が死亡、55人がけがをしたと発表しました。
「イスラム聖戦」はパレスチナの過激派組織の一つで、ガザ地区を拠点に活動し、イスラエルとの対話に反対しています。
「イスラム聖戦」の指導者は「報復する」と表明していて、地元メディアによりますと、ガザ地区から報復のロケット弾がイスラエル南部へ向けて発射されたとの情報もあります。