モスクワ市内で行われた葬儀には、多くの市民が集まり、かつての指導者に別れを告げました。
葬儀に参列した市民:「彼のおかげで、ペレストロイカ、グラスノスチ(情報公開)が実現できたのですから。第3次世界大戦の危機に直面している世界の状況を解決するためには、彼のような政治家が必要なのです」
一方、プーチン大統領は、1日に病院でゴルバチョフ氏の遺体に花を手向けましたが、公務を理由に葬儀には参列しませんでした。
プーチン大統領は、ゴルバチョフ氏が招いたソビエト連邦の崩壊を「地政学的な悲劇」と考え、酷評していました。