京都大の有松亘特定助教(太陽系天文学)らのチームは12日、直径20〜30m程度の小天体が木星の大気圏に突入した際の巨大な閃光現象「火球」を観測することに成功したと発表しました。チームによると、地球を含む太陽系の惑星表面で観測された火球の中で今世紀最大規模ということです。
小天体の推定質量は約4千トンです。2021年10月中旬の夜、京都市左京区の京大キャンパス構内に設置した観測装置が自動撮影しました。分析すると、小天体は衝突の際に約8千度の熱を放ち、5.5秒発光しました。
京都大の有松亘特定助教(太陽系天文学)らのチームは12日、直径20〜30m程度の小天体が木星の大気圏に突入した際の巨大な閃光現象「火球」を観測することに成功したと発表しました。チームによると、地球を含む太陽系の惑星表面で観測された火球の中で今世紀最大規模ということです。
小天体の推定質量は約4千トンです。2021年10月中旬の夜、京都市左京区の京大キャンパス構内に設置した観測装置が自動撮影しました。分析すると、小天体は衝突の際に約8千度の熱を放ち、5.5秒発光しました。