オーストリアがロシア産ガス供給への依存を減らすことに成功したことがわかりました。オーストリアの気候行動を担当する閣僚のレオノーレ・ゲベスラー氏が21日明らかにしました。
ゲベスラー氏によれば、ガス供給に占めるロシア産ガスの割合は2月の79%から9月には21%に減少しました。
ゲベスラー氏は、新しい供給国の開拓を行ったエネルギー供給会社や家庭で節電に取り組んだ人々に謝意を示しました。
ゲベスラー氏は、本当に自由になれるのはロシア産ガスなしで完全にやっていけるようになったときだとし、そこへ向けて日々全速力で作業していると述べました。
当局がツイッターに投稿したグラフには、ロシア以外の国からの輸入が増加していることが示されています。主要な代替のガス供給国はノルウェーとなっています。
オーストリアのガスの貯蔵量は能力の95.53%に達しました。