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月29
日、
東京 八王子市の
東京都立大学で、
教授で
社会学者の
宮台真司さんが
男に
首などを
切られて
大けがをした
事件で、
宮台さんが
講義を
終えたあと、
次の
講義を
自宅からリモートで
行うために
帰宅しようとした
際に
襲われていたことが
捜査関係者への
取材で
分かりました。
警視庁は、詳しい予定を把握したうえで、襲撃の機会をうかがっていた疑いがあるとみて調べています。
29日の夕方、東京 八王子市の東京都立大学南大沢キャンパスで、この大学の教授で社会学者の宮台真司さん(63)が男に刃物で切りつけられるなどして全治1か月の大けがをしました。
首や後頭部などを切られたり殴られたりしたほか、手や腕に、もみあった際にできた多数の傷を負っているということです。
これまでの調べで、宮台さんは大学構内の歩道上で後ろから突然襲われたことが分かっていますが、4時限目の講義を終えて、次に予定されていた講義を自宅からリモートで行うために帰宅しようとした際に襲われていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
車で帰宅するため大学の駐車場に向かう途中、人通りの少ない場所で襲われていることから、警視庁は男が詳しい予定を把握したうえで、襲撃の機会をうかがっていた疑いもあるとみて、いきさつを調べています。