勝ち上がり方がですね、ドイツ、スペインへの逆転勝ちというところとか、内容的にはいろいろありますけれど、結果をしっかり出せた中で、ベスト16を迎えられる。
クロアチアという相手よりも、自分たちの今置かれているチーム状態にかなりの手応えを感じていると思いますし、確かにクロアチアに対してはしっかりリスペクトした戦いをしなければいけないとは思いますけども、今のチーム状態は、けが人もかなり回復して復帰していますし、しっかりとしたゲーム、決して勝ちきれない相手ではないと見ていますのでいいゲームをやってくれると思っています。
それでも毎回いい戦いをし、少し地味だけども、地力がしっかりあって組織的に戦ってコンスタントに成績を出しているチームだなとは思いますし、前回大会はフランスが優勝したという強いイメージがありますけど、ファイナルで戦っているのはクロアチアで、その印象は薄いんですけど、実力はしっかりありました。
非常に安定感のある、組織力のある、ベースにはしっかりとした技術力が高い、そういうオーソドックスなチームだと思いますけど、ドイツ、スペインと同等のレベルにあると思うので、インパクトは薄いチームに見えますけど、決して侮れない強豪チームだと思っていますね。
きっ抗したゲームも想定されますし、日本がいま自信を持っているいろんなゲームへの対応力ですよね。 ベンチワークの采配とか選手起用とかというものに対して選手がしっかりとプレーでその戦略にあったパフォーマンスをやってですね、ゲームの流れを変えたり、決定的な仕事ができる選手を途中起用して、今、戦略と選手のパフォーマンスが合致した非常に積み上げてきたチーム力というものを発揮できているので、おそらくドイツ、スペインに対して戦えてきた戦略、戦術的なところをベースに、クロアチアに対しても対応してくるんじゃないかと思います。
ただ、逆にボールを保持させるという中での戦略というものを考えられると思うんですね。
従来であればフォーバックでハイプレスをかけてショートカウンターという形、それがなかなかドイツ、スペインには通用しなかったというところの中で、相手のキーマンをしっかりじゃあターゲットに抑えていこうという、そういうディフェンスに切り替えて、キーマンに対するディフェンスからスピーディーに入っていく、そこができているので、クロアチアに対してもですね。
十分、ベースは多少、全体が自エンドに落ちながら、エリアを作りながら連続してディフェンスに入っていったうえでボールを奪取して攻撃に入る。 いまそれがいちばん効果的に変化によって相手を崩しているので、その戦略的なところはグループステージ突破したあの戦い方と同じ形で入っていくのではないかと思います。
早い段階でその前の、モドリッチの前のパスの出どころですね、スペイン戦で前線がハイプレスをかけるよりも、中盤のブスケツあたりに圧力をかけて出どころを抑えていく、そのディフェンスのポイントというのをはっきり流れの中で対応していけば、すべてがモドリッチにボールがあってそこから起点になってというわけではないので、そういう対応力というか、日本選手たちのねらい所とか、全体で共有したプレーというのはしっかりできると思うので、まずは全体を中盤でコンパクトにして、連続してディフェンスをしていく、で、中心になるボールの出どころに対するプレッシャーというのを、前線の選手から中盤の選手入る。
見かけはなんとなくみんないい状態に見えますけど、相当疲弊はしていると思います。 前回大会も非常にいい形でグループステージ突破して、さあこれから、この1試合というときに、かなり選手ですね、気持ちの面では非常に高揚していますし、いいように見えますけど、相当1次リーグでダメージを負っていると思うので、まずコンディションが、選手個々の、気になるところですし、ステージを通過するにあたってやっぱり攻撃陣の、通用している部分と、まだまだワールドカップのプレーに順応できていない選手もいると思うんですよね。 やはり感覚的なもので、自分の特徴をしっかり発揮できている選手、そして、ラッキーボーイ的に決定力を発揮できている選手がいます。
ドイツ戦で浅野がありましたけど、流れの中で相手の嫌なエリアへどんどん入って、そういうスピードを生かした展開というのも、こういう一発勝負の中では必要なことなので、彼らにも期待したいと思います。
板倉の出場停止は非常に大きいですけども、バックアップの選手、冨安も復帰の可能性があるので、どうでしょう。
ハイプレスでいける状況の時にはいっているんですよ、かなり前線のファーストディフェンダー入ってからセカンドライン、最終ラインと連動して、ハイプレスをかけている瞬間もありますし、ただやはりドイツ、スペインあたりではなかなかそれが敵エンドでボール奪取ところまではいけてないですよね。 アジアでは通用してましたけど、ワールドカップではなかなか通用しないという中で、それから切り替えて相手のターゲットに、ボランチあたりのパスの出どころに対して、前線と中盤で連携してディフェンスに入っていくことに切り替えたり、ハイプレスと、中盤をコンパクトにして相手のキーマンを抑えていく、そこを使い分けてディフェンスをしているので、それは今の形でいいと思います。
そういう状況がクロアチアに対しても強いられる時間帯があると思うので、それでも今の使い分けの中の、全体をコンパクトにして対応していくことを継続していけば、ハイプレスに関して、プレスに関してはいいと思います。 全体でボールのつかみどころを共有しないと、やはりクロアチアのビルドアップとか、どうしても対応しきれないところがあると思います。 日本のビルドアップに関しては、決してロングフィードで展開するというよりは、キーパーから最終ライン、しっかり自信を持ってボールをつなぐというところも森保監督のチームスタイルでもあるので、そこは決してぶれずに自信を持ってやっているところだと思いますし、そうイージーなミスで相手に奪われているというシーンは見ていないので、継続して自信を持ってロングフィード多用ということではなくて、しっかり自分たちで保持して組み立てていく、それができればいいなと思います。
今までの3大会とは違って、かなり余力があるように僕は感じて、まだまだ日本の力というものが出せる、引き出せる、クロアチアに対して自信持って入れる状況が今あると思うので、選手本当に自信にみなぎっていると思うので、それが結束して力になって入っていければベスト8は必ず、また違った景色を見せてくれるんではないかと期待しています。
何度もここまで来て、ここを突破できないということ、経験していますし、それをしっかり踏んで戦っている、で、間違いなく今回ははっきりとベスト8っていうのが見えている状態だと思うので、しっかり足元見てですね、自信もって入ってもらえれば必ず本当に新しい違う世界が見えてくると思います。
時々会って話すとそういうこともスリーバックももちろん準備しているし、あとフリーキックもなかなか取れないねという話をしても、いや実は、たくさん練習してるんですよ、本大会でというようなことも監督は言っていましたので、試す時が今来たのかなというところで、あたためていたとしか僕には思えないんですけど、自信持ってやっていると思います。
後ろ3枚で必然的に68メートルを3人でカバーしなきゃいけないとかっていうことになりますし、1対1に対人に強いとかスペースに強いとかっていうことになると思います。
しっかりスリーバックで、68メートルをカバーしつつ、両サイドの選手が有効に前線の選手と連携して相手のアタッキングサイドに入る機会が増えていく形ができれば有効なシステムだとは思いますね。
Q.クロアチアはどういうチーム?
Q.決勝トーナメントの1次リーグとの戦いの違いは?
Q.次の試合の采配のポイントは?
Q.攻守の中心のモドリッチ抑えるためには?
Q.攻撃面の活路は スペイン戦やドイツ戦とどう変える?
Q.重要になりそうなのは名前があがった堂安や三笘?
Q.板倉が次の試合出場停止 スリーバックかフォーバックか?
Q.ハイプレスとビルドアップは次の試合でどう見せるか?
Q.勝てば初のベスト8 どういった意味のある試合になる?
Q.個人的に期待する選手は?
Q.スリーバックについて なぜ今大会で使った?
Q.スリーバックのメリットは フォーバックとどう違う?
Q.スリーバックが攻撃のスイッチに 後ろ3人が大きいのか?