ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は4日までに、国内の戦闘でこれまで死亡したウクライナ軍兵士は1万人から1万3000人の間との判断を示しました。
ポドリャク顧問は国営テレビの番組で、「我々は軍参謀本部や軍最高司令部からの公式数字を握っている」として、1万人から1万2500人の間、最も多くて1万3000人までの間となっていると述べました。
米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は先月10日、ウクライナ戦争で死傷したロシア軍兵士は10万人以上と言明。ウクライナ側もおそらく似たような人数の被害をうけているとしました。
ウクライナ、ロシア両国とも確認した戦死者数はいずれも出していません。
ウクライナ軍の報道担当部門の責任者は以前、CNNの取材に同国軍の犠牲者数を確認することを拒んでいました。