「
どちらが
埼玉で
有名なヤンキーか」をめぐって
県内の
中学生2
人がSNSで
トラブルになり、
一方が
暴力団員など仲間とともに
暴行して
大けがをさせる
事件がありました。
この事件で
警察は
中学生や
暴力団員など11
人を
傷害などの
疑いで
逮捕しました。
警察によりますと、ことし10月2日の未明から朝にかけて中学2年生の14歳の男子生徒が車で連れ回されたうえ、さいたま市内の河川敷や駐車場で多数の男女から殴る蹴るの暴行を受ける事件があり、生徒は胸や鼻の骨折などの大けがをしました。
警察は、この事件に関わった疑いで15歳から25歳の中学生や高校生、それに暴力団員など11人を7日までに傷害や監禁の疑いで逮捕しました。
これまでの調べによりますと、逮捕された11人のうちの女子中学生と被害者の男子中学生は事件の前にSNSで知り合い、やり取りをする中で「どちらが埼玉で有名なヤンキーか」をめぐり言い争いになっていたということです。
これを女子中学生から聞いた知り合いの暴力団員が仲間を集めて暴行したとみられ、警察は詳しいいきさつを調べています。
警察は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていません。