日本のウイスキーが海外から注目を集めるなか、キリンは海外の市場をメインにウイスキーのブランドを強化すると発表しました。
キリンのウイスキー「富士」は2020年に発売し、その翌年から輸出を開始、アメリカやオーストラリア、中国など5カ国で展開されています。
去年は海外の売り上げがおととしの約3倍になるなど、国内の需要を大きく上回りました。
2年後にはさらなる生産力が見込めるとして、アメリカやEU(ヨーロッパ連合)への輸出拡大を進め、2021年に1億5000万円だった海外の売り上げを2030年には35億円にしたいとしています。
日本のウイスキー輸出額は17年連続で増加していて、去年には日本酒などを抜き、酒類でトップに立っています。