16日午前9時20分ごろ、東京・渋谷の「SHIBUYA109」で、地下3階のビルの管理施設にあるダクトの配電盤から煙が出ていると消防に通報がありました。
消防車など24台が出て、およそ20分後に消し止められ、けが人はいませんでした。
配電盤には焦げたあとがあったということで、警視庁が詳しい状況を調べています。
当時は開店前でしたが、16日は3連休の初日とあって午前10時からの営業開始を前に、ビルの周辺には大勢の人が集まっていて、一時、騒然となりました。
開店を待っていた客「消防車が次々と来た」
宮城県から訪れた16歳の女性は「109で開かれるイベントのために午前9時45分ごろに着いて開店を待っていましたが、消防車が次々と来たので何があったんだろうとびっくりしました。火が出ている様子は見えなかったので大丈夫なのかなと思いましたが、このまま開店を待つか、どこかで時間を潰すか迷っています」と話していました。
また兵庫県から訪れた47歳の男性は「午前9時半くらいに着いた時には若干、煙が出ていてすぐに消防が来たので何があったのかと思いました。ビルの中から多くの人が出てきましたが、詳しい状況はわかりません。今は営業再開の連絡を待つのみです」と話していました。