22日午後5時ごろ、茨城県筑西市で、梨農家の男性が果樹園を見回っていたところ、収穫を直前に控えた大量の梨がなくなっていることに気づき、警察に通報しました。
警察が状況を確認したところ、なくなった梨はおよそ1100個で、被害額は27万5000円にのぼり、木には梨がもぎとられたようなあとがあったということです。
警察は、男性が最後に確認した21日の夕方から、22日の夕方までの間に何者かに盗まれたと見て、窃盗事件として捜査しています。
果物の盗難被害は、茨城県内や近隣の県でも相次いでいることから、警察は付近のパトロールを強化するとともに、生産者には、防犯カメラを設置したり見回りの回数を増やすなどの対策を取るよう呼びかけています。