8
日、
国内最大規模の
自転車レース「ツール・ド・
北海道」に
出場中に、
北海道上富良野町で
乗用車と
衝突し、
病院で
手当てを
受けていた21
歳の
大学生が9
日午前、
亡くなりました。
8日正午前、「ツール・ド・北海道」のコースになっていた上富良野町の道道で、レースに出場し自転車で走行していた東京 日野市に住む大学生の五十嵐洸太さん(21)が対向車線から来た普通乗用車と正面衝突しました。
警察によりますと、五十嵐さんは頭や胸などを強く打ち、意識がない状態で病院に運ばれて手当てを受けていましたが、9日午前、亡くなりました。
現場は片側1車線の道路で、警察の調べによりますと、五十嵐さんは前を走っていた集団を追い抜こうとして対向車線に出た際に、乗用車と正面衝突したということです。
大会の関係者によりますと、事故が起きたコースは、対向車線を含めて車両の進入を規制していて、乗用車がどこから入ってきたか、把握できていないということです。
警察は、乗用車を運転していた63歳の男性から当時の状況を聞くなどして詳しく調べています。
「ツール・ド・北海道」は8日から10日までの3日間の日程で行われる予定でしたが、大会の実行委員会は8日、事故を受けて全日程を中止にしました。