伯はく桜さくら鵬おおとりは新しん入幕にゅうまくを果はたした先さき場所ばしょで、左ひだり四よっつの相撲すもうを持ち味もちあじに優勝ゆうしょう争あらそいに加くわわって11勝しょう4敗はいの成績せいせきで敢闘かんとう賞しょうと技能ぎのう賞しょうを獲得かくとくし、歴代れきだいでは最もっとも早はやい初はつ土俵どひょうから4場所ばしょでの三さん賞しょう受賞じゅしょうとなりました。

しかし、先月せんげつ末まつに痛いためていた左肩ひだりかたを手術しゅじゅつして秋場所あきばしょは休場きゅうじょうしていて、10日にち、「復帰ふっきまで3か月かげつ以上いじょうかかる見込みこみ」とする診断しんだん書しょが発表はっぴょうされました。

そして、師匠ししょうで元もと横綱よこづな 白はく鵬ほうの宮城みやぎ野の親方おやかたが報道陣ほうどうじんの取材しゅざいに応おうじ、伯はく桜さくら鵬おおとりについて来年らいねんの初はつ場所ばしょでの復帰ふっきを目指めざすことを明あきらかにしました。

伯はく桜さくら鵬おおとりは秋場所あきばしょで前頭まえがしら9枚まい目めに番付ばんづけを上あげていましたが、11月つきの九州きゅうしゅう場所ばしょも休場きゅうじょうすれば、初はつ場所ばしょで幕下まくしたに番付ばんづけを落おとす可能かのう性せいもあります。

宮城みやぎ野の親方おやかたは「せっかく手術しゅじゅつが成功せいこうしたのにまたやってしまえば元もとに戻もどってしまう。焦あせらないことが大事だいじだ」と述のべ、治療ちりょうを最さい優先ゆうせんにすることを強調きょうちょうしました。

また、同おなじく秋場所あきばしょを休場きゅうじょうする横綱よこづな 照あきらノ富士ふじの診断しんだん書しょも発表はっぴょうされ、腰こしのけがと糖尿とうにょう病びょうで来月らいげつ8日にちまでの休場きゅうじょうを要ようする見込みこみだと示しめされました。