26
日の
東京外国為替市場、
アメリカの
金融引き締めが
長期化するという
見方などから
円安ドル
高が
進み、
円相場は、
およそ11
か月ぶりに1ドル=149
円台まで
値下がりしています。
26日の東京市場では日銀が大規模な金融緩和策を維持する一方、アメリカの金融引き締めが長期化するという見方から日米の金利差の拡大が意識され、円を売って、より利回りが見込めるドルを買う動きが出ています。
このため、円相場は午後に入って、1ドル=149円台まで値下がりし、去年10月以来、およそ11か月ぶりの円安水準を更新しました。
市場関係者は「大規模な金融緩和策を続ける日銀と金融引き締めが長期化する見方があるFRBの金融政策の違いが市場では意識されている。一方で、政府・日銀が市場介入を行うのではないかという警戒感も高まっていて、円安が進む中でも売り買いが交錯している」と話しています。