兵庫県の研究所は、スマートフォンの地図のアプリを作りました。「なび坂」という名前です。車いすを使う人が安全に坂を通ることができるかどうかわかります。
アプリを使う人は、車いすを動かす力を4つの強さから選びます。そして、出発する所と行きたい所を入れます。
アプリは、途中にある坂がどのくらい急か、車いすを動かす力がどのくらいかで、通ることができるかを考えます。そして地図の坂の色が、通ることができる場合は青、難しい場合は黄色、通ることができない場合は赤になります。同じ坂でも、力が強い人と弱い人とでは、地図では違う色になります。手伝う人が必要かどうかもわかります。

研究所は、これからも研究を続けて、みんなが使うことができるようにしたいと考えています。