リビアの大洪水で被害の拡大につながったダム決壊の責任を問われ、現地の市長を含む当局者16人が拘束されました。同国の検事総長が25日に発表しました。
検事総長は声明で、ダム施設の管理責任者に対する刑事捜査を開始すると述べました。
今月10日の大洪水で特に甚大な被害を受けた東部デルナの市長や、治水インフラを管理する現・元当局者らが拘束されました。
大洪水では2つのダムが決壊し、デルナに激流が押し寄せて街全体が流されました。世界保健機関(WHO)によると死者は4000人に迫り、9000人が依然として行方不明になっています。