FTCは26日、17の州政府とともにアマゾンが日本の独占禁止法にあたる反トラスト法に違反した疑いで裁判所に提訴しました。
具体的には、アマゾンが主力事業のネット通販で出店している小規模事業者に対して高額な手数料を請求したほか、事業者が他の競合サイトで安く販売した場合、アマゾンのサイトでは検索しづらくしたなどと指摘しています。
FTCは「我々がこの訴訟を起こすのは、アマゾンの違法行為がオンライン経済の幅広い領域での競争を阻害しているためだ」とコメントしています。
一方、アマゾンは「FTCの狙いが消費者と競争を保護するという役割から根本的に逸脱していることが明らかになった」と反論しています。