我孫子あびこ市し若松わかまつの自称じしょう・動画どうが編集へんしゅう業ぎょう、永沼ながぬま楓かえで月つき容疑ようぎ者しゃ（27）は去年きょねん2月つき、当時とうじ住すんでいた自宅じたくで息子むすこの清水しみず奏そう良りょうくん（当時とうじ3）に布団ふとんを巻まきつけて死亡しぼうさせたとして傷害しょうがい致死ちしの疑うたがいが持もたれています。

警察けいさつによりますと、調しらべに対にたいし「しつけのためにやった」と容疑ようぎを認みとめているということで、さらに「ほぼ毎日まいにち息子むすこを布団ふとんで巻まいていた」という趣旨しゅしの供述きょうじゅつをしていることが捜査そうさ関係かんけい者しゃへの取材しゅざいで新あらたに分わかりました。

また逮捕たいほ前まえの調しらべに対にたいし「ふだんから布団ふとんで巻まいた時ときは定期ていき的てきに様子ようすは見みていた。そのまま寝ねていることがあった」と説明せつめいしていたということです。

奏そう良よくんの死因しいんは、吐はいたものをのどに詰つまらせたことによる窒息ちっそく死しとみられています。

警察けいさつは、布団ふとんで巻まくことが常態じょうたい化かしていたとみて詳くわしいいきさつを調しらべています。

我孫子あびこ市し 児童じどう相談そうだん所しょに把握はあく内容ないようを報告ほうこくせず

今回こんかいの事件じけんで、我孫子あびこ市しはより専門せんもん的てきな知見ちけんがある児童じどう相談そうだん所しょに、把握はあくした内容ないようを報告ほうこくしていませんでした。

市しは事件じけんの2か月かげつ半はんほど前まえに自宅じたくを訪問ほうもんするなどの対応たいおうにあたっていましたが、母親ははおやや息子むすこと面会めんかいできたのは一いち度どだけで、そのときの子こどもの様子ようすなどから児童じどう相談そうだん所しょには報告ほうこくせず、電話でんわで確認かくにんを続つづけ、3か月かげつ後ごを目安めやすに再度さいど訪問ほうもんすることを決きめたということです。

その後そのご、母親ははおやと電話でんわでの連絡れんらくが取とれない状況じょうきょうが続つづきましたが、この決定けっていは変かわらず、児童じどう相談そうだん所しょへの報告ほうこくも見送みおくられたままでした。

我孫子あびこ市しは一連いちれんの対応たいおうについて「結果けっかを重おもく受け止うけとめて改あらためて検証けんしょうし、再発さいはつ防止ぼうしに取り組とりくむ」としています。