9月19日に右ひじのじん帯を修復する手術を受けた大谷選手は30日、およそ2週間ぶりに本拠地のエンジェルスタジアムに姿を見せました。
この日は、チームの選手間投票で選ばれるシーズンMVPが発表され、大谷選手が3年連続で受賞しました。大谷選手は受賞のセレモニーに参加するため試合のおよそ1時間20分前に球場入りし、その際には右腕にギプスのようなものを着けている様子が見られました。
そして、アスレティックスとの試合前に行われたセレモニーに大谷選手が赤いトレーニングウエア姿で登場すると球場は割れんばかりの歓声と拍手に包まれ、大谷選手は笑顔で記念のトロフィーを受け取りました。
セレモニーではハイタッチなどをすべて左手で行い、記念撮影のあとは左手をあげて歓声に応えながらベンチに下がっていきました。
大谷選手は今シーズン、
▽バッターとして打率3割4厘、ホームラン44本、95打点、20盗塁といずれもチームトップの成績を記録しています。
また、
▽ピッチャーとしてもチームトップの10勝をあげて防御率は3.14、167奪三振の成績でした。
11月に発表されるアメリカンリーグのシーズンMVP=最優秀選手は大谷選手のおととし(2021年)以来、2年ぶりの受賞が確実視されていますが、まずはチームで3年連続となるMVPに輝きました。