この中なかで自民党じみんとうの高橋たかはしはるみ氏しは「クオータ制せいについては賛成さんせいの立場たちばの方ほうもいれば、それよりも環境かんきょう整備せいびが必要ひつようだとか、いろんな意見いけんがあるので国会こっかいや国民こくみんの間までもっと議論ぎろんが必要ひつようだ。自民党じみんとうは女性じょせい国会こっかい議員ぎいんをもっと増ふやそうということで、10年ねん後ごに全体ぜんたいの30％にする目標もくひょう設定せっていをして取り組とりくみを強化きょうかしている。一いち歩ほ一いち歩ほ、党とうの改革かいかくを進すすめる中なかで女性じょせいの候補こうほ者しゃを増ふやしていかなければならない」と述のべました。

立憲りっけん民主みんしゅ党とうの辻つじ元もと清美きよみ氏しは「世界中せかいじゅうで国家こっか戦略せんりゃくとしてのジェンダー平等びょうどうが、あらゆる場面ばめんで進すすんでいる。海外かいがいでは女性じょせいの数かずによって政党せいとう助成じょせい金きんを増ふやしたり減へらしたりするといった工夫くふうがなされている。女性じょせいも参画さんかくした方ほうがバランスの取とれた議会ぎかいになってよい政治せいじができるので、各国かっこくで導入どうにゅうしているクオータ制せいを日本にっぽんも導入どうにゅうしたほうがよい」と述のべました。

日本にっぽん維新いしんの会かいの高木たかぎかおり氏しは「クオータ制せいの導入どうにゅうは、今後こんご、検討けんとうの余地よちはあるかもしれないが、まずは子育こそだてや介護かいごの障壁しょうへきを取り除とりのぞくことが先さきだろう。オンライン国会こっかいの開催かいさいやリモートワークもしっかり活用かつようしていくべきだと考かんがえている」と述のべました。

公明党こうめいとうの竹谷たけたにとし子としこ氏しは「女性じょせいが参画さんかくできるようクオータ制せいも含ふくめ、実効じっこう性せいある取り組とりくみを超党派ちょうとうはで行おこなっていかなければならない。選挙せんきょに当選とうせんしたあと子こどもを産うみ育そだてながら仕事しごとができる環境かんきょう作づくりも必須ひっすで、オンラインでも国会こっかいの仕事しごとができるようにする必要ひつようがある」と述のべました。

共産きょうさん党とうの田村たむら智子さとこ氏しは「クオータ制せいはただちに検討けんとうすべきだ。小しょう選挙せんきょ区く制度せいどが女性じょせい議員ぎいんを増ふやすための障壁しょうへきになっている。ジェンダー平等びょうどうの遅おくれが日本にっぽんの経済けいざいや社会しゃかいの遅おくれになっているという議論ぎろんを各かく政党せいとうが行おこなうべきだ」と述のべました。

国民こくみん民主みんしゅ党とうの伊藤いとう孝恵たかえ氏しは「議会ぎかいは社会しゃかいの映うつし鏡きょうで、男女だんじょ半々はんはんになるべきだが、そうなっていないのは制度せいど上じょうの不備ふびがあるからだ。クオータ制せいはいろいろ意見いけんがあるが、恒久こうきゅう法ほうがダメなら時限じげん立法りっぽうでもやるべきだ」と述のべました。

れいわ新選しんせん組ぐみのよだかれん氏しは「大胆だいたんな選挙せんきょ制度せいど改革かいかくが必要ひつようだ。クオータ制せいや民意みんいを反映はんえいしやすい比例ひれい代表だいひょうを中心ちゅうしんとする選挙せんきょ制度せいどへの移行いこうを検討けんとうする必要ひつようがある」と述のべました。