日銀は
短観=
企業短期経済観測調査を
発表し、
大企業の
製造業の
景気判断を
示す指数は、
プラス9
ポイントと
前回を4ポイント
上回り2
期連続で
改善しました。
日銀の短観は、国内の企業9000社あまりに3か月ごとに景気の現状などを尋ねる調査で、景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた指数で景気を判断します。
今回の調査はことし8月下旬から先月29日にかけて行われ、大企業の製造業の指数はプラス9ポイントと、前回・6月の調査を4ポイント上回り、2期連続で改善しました。
半導体の供給不足が徐々に解消されて自動車の生産が回復傾向にあることなどが主な要因です。
また、大企業の非製造業の指数は外国人観光客の増加などで宿泊や飲食サービス業が回復し、プラス27ポイントと前回を4ポイント上回り、6期連続の改善でした。