「ふるさと
納税」による
税収の
流出が
課題の
千葉県浦安市は、JR
舞浜駅前の「
東京ディズニーリゾート」につながる
歩道の
タイルを
改修する
費用を
集めるため、2
日から「ふるさと
納税」を
活用したクラウドファンディングを
始めました。
浦安市のJR京葉線 舞浜駅の南口から「東京ディズニーリゾート」につながる100メートル余りのデッキは、多くの人が行き交うため、敷き詰められた11万枚以上のタイルの改修がたびたび必要になっています。
市によりますと、全体を改修するには2億円近くの費用がかかりますが、市では近年、「ふるさと納税」による住民税の流出が課題となっていて、昨年度は11億円余りに上っています。
このため、費用の一部を「ふるさと納税」を活用したクラウドファンディングで賄おうと、2日から寄付金の募集を始めました。
寄付は1口3000円からで、1万円以上を寄付した人は、先着で、新たに敷かれるタイルの裏面に名前やメッセージなどを書き込むことができるということです。
浦安市の内田悦嗣市長は「新たな財源確保策として考案した。多くの人に舞浜駅や浦安市をもっと身近に感じてもらいたい」と話しています。
寄付金の募集は、ことしいっぱいまで行われます。