プール熱患者数前週比減専門家「さまざまな感染症に注意を」 - Easy News

子こどもを中心ちゅうしんに感染かんせんする「咽頭いんとう結膜けつまく熱ねつ」＝いわゆるプール熱ねつは、患者かんじゃが多おおい状態じょうたいとなっていましたが、最新さいしんのデータでは前まえの週しゅうより患者かんじゃの数かずが減少げんしょうしました。専門せんもん家かは「ことしは引き続ひきつづきさまざまな感染かんせん症しょうに注意ちゅういが必要ひつようだ」と指摘してきしています。

「咽頭いんとう結膜けつまく熱ねつ」＝いわゆるプール熱ねつは、子こどもを中心ちゅうしんに高熱こうねつや結膜けつまく炎えんなどの症状しょうじょうが出でるウイルス性せいの感染かんせん症しょうで、せきやくしゃみなどの飛ひまつで感染かんせんするほか、ウイルスが付着ふちゃくしたタオルやプールでの接触せっしょくなどを介かいしても感染かんせんします。

国立こくりつ感染かんせん症しょう研究所けんきゅうじょによりますと、先月せんげつ24日にちまでの1週間しゅうかんに全国ぜんこくおよそ3000の小児しょうに科かの医療いりょう機関きかんから報告ほうこくされた患者かんじゃの数かずは4126人にんで、前まえの週しゅうよりも400人にん余あまり減へりました。

1医療いりょう機関きかん当あたりでは、前まえの週しゅうより0.14人にん少すくない1.31人にんとなりました。

地域ちいき別べつでは、

▽福岡ふくおか県けんが4.44人にん、

▽沖縄おきなわ県けんが3.61人にん、

▽大阪おおさか府ふが3.55人にんと国くにの警報けいほうレベルの目安めやすとなる「3」人ひとを超こえていて、

このほか、

▽佐賀さが県けんが2.39人にん、

▽大分おおいた県けんが2.36人にんなどとなっています。

子こどもの感染かんせん症しょうに詳くわしい国立こくりつ病院びょういん機構きこう三さん重じゅう病院びょういんの谷口たにぐち清きよし州しゅう院長いんちょうは「プール熱ねつはピークを超こえたと思おもうが、ことしはほかにもさまざまなウイルス感染かんせん症しょうが交錯こうさくしている状況じょうきょうで注意ちゅういが必要ひつようだ。すでにインフルエンザの流行りゅうこうが始はじまっている地域ちいきもあるので、親おやも子こもワクチンを打うつなど対策たいさくをとってほしい」と話はなしていました。

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