車の中に鍵を置いたまま降りて、ドアに鍵がかかって開かなくなることがあります。去年の8月は、車の中にいた子どもを外に出すことができなくなって、JAFが助けたことが63件ありました。急ぐために、ドアのガラスを割って助けたこともありました。JAFが話を聞くと、「子どもが鍵を持っていて、鍵をかけるボタンを押してしまった」と言う人がいました。
JAFの実験では、外の気温が32°Cの場合、太陽の光が当たる所では、20分で車の中が40℃以上になりました。木の下など影になっている所でも、30分で35°C以上になりました。
専門家は「夏は短い時間で車の中が危険な暑さになります。子どもは熱中症になりやすいので、車を降りるときは必ず子どもを連れていってください」と話しています。