米歌手レディー・ガガさんの愛犬2匹が強奪された事件で、犬の散歩を代行していた男性を襲ったとして殺人未遂などの罪に問われた被告1人に、禁錮21年の刑が言い渡されました。米ロサンゼルス郡の地方検事局が5日に発表しました。
同局によると、ジェームズ・ハワード・ジャクソン被告(20)は司法取引での合意に基づき、起訴内容について争わない「不抗争」の答弁をして、傷害などの行為を認めました。
事件は昨年2月24日に発生。犯行グループはガガさんの犬3匹のうち2匹を奪って逃走しました。被害者の男性は銃で撃たれ重体に陥ったが、一命を取り留めました。
起訴状によると、ジャクソン被告は当時、ブルドッグを盗もうとロサンゼルス周辺を車で走り回り、ガガさんの犬を見つけて被害者を襲った3人組の1人。
ガガさんは当時、犬が戻れば50万ドルを支払うと発表し、2匹は無事に保護されました。
ジャクソン被告は今年4月に手違いで釈放されましたが、8月に見つかり、再び収監されていました。