違法薬物を所持した罪でロシアで収監されていたアメリカの女子プロバスケットボール選手が釈放されました。
アメリカのブリトニー・グライナー選手は8日、アメリカで服役中のロシアの武器商人、ビクトル・ボウト受刑者との「交換」が成立しました。
急きょ記者会見を開いたバイデン大統領はグライナー選手の健康状態について「良好だ」と述べ、無事の帰国を歓迎しました。
バイデン大統領:「ロシアで不当に拘束され、耐え難い状況が数カ月続いたが、ブリトニーはまもなく愛する人の腕の中に戻ってくる」
グライナー選手とともに釈放を求めていた、元海兵隊員のポール・ウィラン氏の身柄はロシアに拘束されたままとなっています。
バイデン大統領は「ポールの釈放を決して諦めない」と述べ、引き続きロシアとの交渉にあたる考えを強調しました。