自動車の専門家は毎年、1年に売り出した新しいタイプの車の中から、いちばんすばらしい車を選んで賞を決めています。
今年は、日産自動車と三菱自動車工業が一緒に作った電気自動車の「サクラ」と「eKクロスEV」がいちばんになりました。普通の車より小さい軽自動車のタイプの電気自動車です。
専門家は、高すぎない値段の小さい車を作って、電気自動車を買いやすくしたことがよかったと言っています。軽自動車の電気自動車がこの賞をもらったのは、初めてです。
今年は、日本で電気自動車を売る会社が増えて、1月から10月までに3万9000台以上売れました。これは去年の2.8倍で、今まででいちばん多くなっています。来年は中国の会社が日本で電気自動車を売り始める予定で、競争が激しくなりそうです。