静岡県裾野市の
保育園で
元保育士3
人が
園児への
暴行の
疑いで
逮捕された
事件を
受け、
市は10
日、1
歳児の
クラスの
園児と
保護者を
対象にした
心のケアの
相談会を
開きました。
裾野市の認可保育園「さくら保育園」の元保育士3人は、ことし6月、1歳児のクラスの園児に対しそれぞれ、顔を押したり、足を持って宙づりにしたりしていたほか、頭を殴ったとして暴行の疑いで逮捕されました。
この事件を受けて、裾野市は10日、「さくら保育園」と系列の保育施設に通う園児と保護者を対象にした「心のケア」の相談会を開きました。
市によりますと、会場には幼児の心理に詳しい常葉大学保育学部の山本睦教授が招かれ、1歳児の心の発達や、子どもが心にショックを受けた場合に表情や行動に出る影響、それに、子どもへの適切な接し方などについて説明したということです。
このあと、事前に申し込んだ園児の保護者が、民間から派遣された公認心理師との個別相談を行ったということです。
公認心理師による個別相談について、裾野市は今後、1歳児クラス以外の保護者にも対象を広げ、継続して実施していくことにしています。