2週間続いたアメリカ・ハワイ島のマウナロア火山の噴火が止まり、警戒レベルが引き下げられました。
アメリカの地質調査所のハワイ火山観測所は13日、世界最大とされるマウナロア火山の噴火が止まったと発表しました。
二酸化硫黄の放出は噴火前の水準近くまで低下し、噴火に伴う地震も大幅に減ったことを受けて、警戒レベルが引き下げられました。
マウナロア火山は先月27日、38年ぶりに噴火し、溶岩が幹線道路に3キロほどまで接近するなど影響が懸念されていましたが、住宅地や観光地などに大きな被害は出ませんでした。
ハワイ火山観測所は引き続き、火山活動が再開される兆候について注視するとしています。