ウクライナ東部ドネツク州の軍政当局トップ、パブロ・キリレンコ氏は15日、激戦地バフムートには依然として子ども33人を含む3000人弱が残っていると明らかにしました。
キリレンコ氏は国営テレビで「避難が続いている。我々はバフムートだけでなく、前線全体で対応している」と述べました。
この地域では避難が義務付けられているものの、一部の住民が避難を拒んでいる状況です。
キリレンコ氏は「絶対に離れたくないという住民がまだ残っており、説得は非常に難しい作業になる。2022年2月24日以降、住民167万人のうち110万人以上がドネツク州を離れた」と言い添えました。